カンピロバクター食中毒は年間を通じて発生します。
ニワトリやウシ、ブタ等の家畜・家きん類の腸管内に生息しており、加熱していなかったり、加熱が不十分な食肉(特に鶏肉)やレバー(鶏、豚)等の臓器を食べること、カンピロバクターに汚染された飲料水等を飲むことにより人に感染します。
また、犬や猫等のペットもカンピロバクターを保菌していることがあり、ペットに触れた手で手洗いを十分にせずに調理をする等により、感染する可能性もあります。

主な症状は腹痛、下痢(まれに血便)、発熱(38度以下が多い)、頭痛などで、3日から6日症状が続きます。
幼児、高齢者など、抵抗力の弱い人では、重症化することがあり、またまれに合併症としてギラン・バレー症候群(感染してから数週間後に、手足のしびれや顔面まひ、呼吸困難などが起こる)に進展し、後遺症が残ってしまう場合もあります。

 

カンピロバクターは加熱(75℃以上、1分以上)することにより死滅しますが、しっかり中まで加熱することが大切です。
また、料理の前には手をしっかり洗い、ほかの食材や調理器具への付着による二次汚染にも気を付けましょう。
 「加熱」、「消毒」等の徹底により、カンピロバクターによる食中毒を防ぎましょう。

万が一カンピロバクター食中毒と診断された場合、ご加入中の傷害保険や医療保険で保険金の請求ができる可能性があります。現在お入りの保険の内容を確認してみましょう。

また、弊社でもカンピロバクター食中毒に対応している傷害保険・医療保険をご案内できますので、お気軽にお問い合わせください。

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